矢並湿地は、豊田市自然観察の森の定期的な自然観察会と毎年秋の一般公開時を除き非公開(立入禁止)です。

●近々の自然観察会

(申込受付終了分を除く)

・10月15日(土)「上高湿地観察会(2)」
 時間:9時30分〜12時
 講師:中根鉄信氏、レンジャー
 定員:25名
 参加費:200円
 申込方法:10月5日(水)から電話申込み

●フェイスブック・ページあります!

豊田市のフェイスブックのページでは「東海丘陵湧水湿地群」の植物や昆虫等の写真、その他関連する情報を発信しています。
東海丘陵湧水湿地群(ラムサール条約登録湿地)(外部サイトへ移動)
(フェイスブックの登録をしていない方でも閲覧が可能です。)

矢並湿地定点観察コーナー

自動撮影による、矢並湿地定点観察カメラで撮影した画像を掲載しています(時々イベント紹介なども)。



●2017年度の矢並湿地一般公開
 <豊田市主催>
2017年度の矢並湿地の一般公開は10月4日(水)〜8日(日)です。詳細は豊田市(環境政策課)のHPをご覧ください。

時間は各日とも、午前10時〜午後3時まで。
・10月4日 ガイド不在
・10月5日 矢並小学校児童によるガイド(午前中のみ。悪天候の場合、6日に延期)
・10月6日〜8日 豊田市自然愛護協会指導員による湿地ガイド

なお、現地に駐車場はありません。無料シャトルバス(乗車時間約10分)が
鞍ケ池公園内「虹のかけ橋駐車場」から臨時運行しますので、ご利用ください。

(備考)例年、午前中は混雑します。
 


●ラムサール条約登録5周年記念 湿地保全講演会
 東海丘陵湧水湿地群のラムサール条約湿地登録5周年を記念した講演会を行います。
 ・日 時:2017年09月23日(土)13:30〜16:30
 ・参加費:無料
 ・定 員:50名、9月1日(金)から電話申込み
 ・講演内容
 1.演題「シラタマホシクサのフェノロジー研究」
   講師:増田 理子氏(名古屋工業大学教授)
 2.演題「岡山県蒜山高原の湿原の乾燥化と湿原再生」
   講師:西本 孝氏(岡山県自然保護センター主任研究員)
 


●2013年度より豊田市立小中学校につきましては、矢並湿地の見学を積極的に受け入れていますので、ご相談ください。

7月7日、ラムサール条約
アナダ・ティエガ事務局長
より認定証を受け取る
太田市長
ミカワシオガマとシラタマホシクサ
赤がミカワシオガマ、
白がシラタマホソクサ
ハルリンドウ
ハルリンドウ

祝 ラムサール条約登録認定!
2012年7月3日に東海丘陵湧水湿地群(矢並湿地、上高湿地、恩真寺湿地)は
ラムサール条約登録湿地として認定されました。
2012年7月14日には豊田市福祉センターで豊田市主催の記念式典が開催されました。

矢並湿地の保全
〜これまでの活動〜

愛知県豊田市の中心地から約4qのところに豊田市自然観察の森があり、その一角に面積約5000uの矢並湿地(やなみしっち)があります。
伊勢湾周辺から岐阜県の東濃地方にかけては、シデコブシやヒトツバタゴと言った固有種や準固有種などの植物が生育し、現在15種類が東海丘陵要素植物群(とうかいきゅうりょうようそしょくぶつぐん)として知られています。
これらの多くは、湿地環境に生育していますが、その湿地は、泥炭は無く貧栄養で浸み出すように水が湧き、湧水湿地と呼ばれています。

矢並湿地には、東海丘陵要素植物としてシラタマホシクサ、ミカワシオガマ、ミカワバイケイソウ、トウカイコモウセンゴケ、ヘビノボラズ、クロミノニシゴリが確認されています。
矢並湿地の保全とともに、この東海地方固有の湿地環境を保全するために2003年から日本野鳥の会では、地元豊田市自然愛護協会とともに豊田市に対してラムサール条約の登録を提案してきました。
その結果、市議会での賛同を得て市としても2008年から登録に向けての調査研究を進め、識者の提言も受け、東海丘陵要素植物が生育している湧水湿地として恩真寺湿地(おんしんじしっち)と上高湿地(かみたかしっち)も含め3か所を東海丘陵湧水湿地群の名称で登録をめざすことになりました。
その後、愛知県により愛知高原国定公園の見直しがされ、登録に必要な国レベルの法的担保も確保されました。
そして、環境省が発表した潜在候補地に「東海丘陵湧水湿地群」の名称で選定されました。

矢並湿地は、富栄養化を防ぐために冬期間に草刈りをしていますが、こうした保全活動は、矢並湿地保存会が行っています。
2010年に開かれた、COP10の公式エキスカーションとしても参加者が訪れ、シラタマホシクサなどに感激されていました。豊田市としては、2012年のラムサール条約締約国会議で登録をめざすことをアピールしてきました。

東海丘陵湧水湿地群(矢並湿地、上高湿地、恩真寺湿地)
  としてラムサール条約湿地登録へ

環境省は、2012年5月10日開催の中央環境審議会野生生物部会でラムサール条約湿地の新規登録候補地(9か所)を報告・公表しました。
これらの候補地は、2012年7月6日〜13日にルーマニアのブカレストで開催予定のラムサール条約第11回締約国会議にあわせて登録されました。
今回の登録により、国内のラムサール条約湿地は、46カ所(9カ所増)、137,968ha(6,941ha増)となりました。

湿地研究 Vol.4 No.1
 大畑孝二:ラムサール条約湿地「東海丘陵湧水湿地群」に関する紹介と登録までの経緯




・矢並湿地(西湿地)の概要図と主な植物はこちら

・豊田市ホームページ
 東海丘陵湧水湿地群紹介

ラムサール条約湿地情報票 Information Sheet on Ramsar Wetlands (RIS)

環境省 ラムサール条約と条約湿地
 環境省 東海丘陵湧水湿地群紹介
環境省 生物多様性の観点から重要度の高い湿地
 

ラムサールセンター

ラムサール・ネットワーク日本