1人暮らしは自立してるけど、実家暮らしは甘えてる。
1人暮らしは結婚できるけど、実家暮らしは結婚できない。
1人暮らしは立派だけど、実家暮らしは立派じゃない。
Twitterなどで定期的に開催される1人暮らしvs実家暮らし問題。
実は大したことではないのです。
【結論】独身女性は実家暮らしでも1人暮らしでも大差ない
1人暮らしでもいずれ実家に戻れば同じこと
「独身女性は」と書きましたが、男性でも同じことです。
帰る場所がないとか親が毒親とか、何か特別な事情でもない限り、独身女性は1人暮らしでも実家暮らしでも大差ありません。
理由は数年~数十年後に実家に戻れば同じことだからです。
1人暮らしをしていたという経験はありますが、特になんにもなりません。
なので独身が1人暮らしだとか実家暮らしで揉めたり悩んだりすることは、そもそもナンセンスなのです。
実家暮らしでも結婚してる人は大勢いる
「結婚したいなら実家は出た方がいい」という人がいますが、これも微妙なところです。
実家暮らしでも結婚してる人は大勢いますし、少なくとも私の身内&知り合いは全員実家暮らしで結婚しています。
逆に1人暮らしでも結婚していない人はたくさんいますし、そもそも結婚は”ご縁”と”タイミング”なので、1人暮らし実家暮らしというのはあまり関係ないと思います。
1人暮らしの方が部屋に恋人を連れ込めるから結婚しやすいという意見もありますが、それが結婚に結びつくかはまた別の話ではないでしょうか。
実家暮らしだから婚期が遠のくとか、そのようなことはないと思います。
出会いというのはすべてご縁なので、ご縁さえあれば自分がどのような環境に置かれていても、出会う時は出会うしつながる時はつながります。
ちなみに私は同棲を7年間ほどしていたことがありますが、普通に破局しています。
実家暮らしor1人暮らしよりもっと大事なことがある
住む場所なんてどうでもいい
独身女性は実家暮らしor1人暮らしで悩む必要はありません。
「実家暮らしはメリットしかない」とか「独身貴族は勝ち組」とかそういう意味ではなく、住む場所よりもっと大事なことがあるのです。
実家暮らしか1人暮らしかで悩むのではなく、もっと他に悩むべき問題があるのです。
それはずばり「仕事&お金はどうしていくのか・・」ということです。
仕事&お金はどうしていくのか
人によっては耳の痛い話かもしれません。
「本当は1人暮らししたいけど非正規だからお金がない」とか「バイト&パートで精一杯。普通の会社勤めは辛くてできない」とか「病気だから働けない」など、本当に人それぞれ理由があります。
ですがこればかりは避けて通れないというか、今は大丈夫でも、やはりどこかでツケが回ってきます。(経験上)
今は大丈夫でも、いつか必ず清算しなければならない問題になるのです。
そう考えると、独身女性が悩むべきは1人暮らしor実家暮らしではなく、今後の人生(生き方)の方だと言えるのです。
今後の人生(生き方)の方が重要
実家暮らしをしてる独身女性の中には、それなりに稼いでそれなりに貯金もしてる女性もいるでしょう。そんな女性に対し「1人暮らししたら?」という輩もいますが、そんなのは個人の自由なので気にしなくていいですが、もし引っかかる部分があるなら一度1人暮らししてみるのもいいかもしれません。
ですが先述した通り、数年~数十年後に実家に戻ってくるなら別に何も変わらないと思いますし、そう思うと独身女性の1人暮らしor実家暮らし問題というのは本当にどうでもいいことがわかると思います。はい、本当にどうでもいいのです。
そんなことより、「これからどうしていくのか」とか「仕事はどうするのか」とか「お金はどうするのか」とか、そういう問題の方がはるかに大事ですし、取り組むべき課題なのです。
これはすべての独身女性にいえると思います。
いずれにせよ経済的自立はした方がいい
「非正規なら正社員になれ」とは思いません。
正社員だから安泰という時代は終わりましたし、今はいろんなことでお金が稼げる良い時代です。
副業やギグワーカーなど、お金を稼ぐ方法は探せばいろいろあります。もちろんそれなりの努力と時間は必要ですが、正社員だけがすべてではないのです。
自分の稼ぎ口(食い扶持)を持つと安心できる
どんな仕事でも、自分の稼ぎ口(食い扶持)を持てると安心できます。
人によっては「仕事がツライ辞めたい」と思ってる方もたくさんいますが、それならどうしたらいいか真剣に考えなければなりません。自分に合った仕事を見つけるとか、副業するとかなど。
多いのが「独立してフリーランス」ですが、フリーランスになれば会社勤めから解放されて嫌なことをしなくて済むと思ってる人がとても多いです。そんなことはまったくないのですが、言っても聞きません。聞く耳を持ちません。
大半の人が一度成功すればそれがずっと続くと思っています。
現実は数ヶ月でダメになったり1年持たなかったりするのですが。なのでこれも良く言われますが「副業で稼げるようになっても、仕事は辞めない方がいい」というのは本当なのです。
貯金は心の余裕
最近は投資が流行ってますが、貯金がないならまずは貯金した方がいいです。
金額は人によりますが、だいたい1~2年は収入が無くても暮らせるくらいがいいと言われています。
「貯金は無駄」という人がいっぱいいますが、ある程度の貯金はあった方がいいです。
その上で投資した方がいいですし、もし何かあった時にすぐ引き出せるお金は持っておいた方がいいです。
自由な独身女性は基本的に何をしてもいい
自身の病気や介護など、何か特別な理由が無い限り、独身というのは基本的に自由です。
というか自由しかないです。
お金がないなら、まずは稼げるように経済的自立を目指します。
方法は何でもいいです。法律に触れなければ何でもいいので、稼げるようになりましょう。
経済的に自立することができれば、実家でもどこでも好きな場所に自由に住んだら良いです。
1人暮らししても独身ならいずれ実家に戻るかもしれませんし、1人暮らしにこだわる理由は無いです。意味ないなと思えば実家暮らしをしてることに負い目すら感じなくなります。1人暮らししてもいずれ実家暮らしになるなら、その問題自体が自分にとってどうでもよくなるからです。単純です。
独身女性は経済的自立を目指し、より自由になる
お金がないなら、稼ぎましょう。稼げるようになりましょう。
法に触れなければ手段は何でもいいのです。方法はいくらでもあります。
たくさん稼げるようになる必要はないしお金持ちになる必要もないです。
自分が生きていけるだけのお金を、稼げるようになればいいのです。
その点では子供のいない独身はハードルが低いと言えるでしょう。シングルマザーの女性や家庭のある既婚者は子供がいるだけで難易度がいっきに上がります。比べることではありませんが、独身女性の経済的問題は本人次第で意外とどうにでもなります。バイトでも何でも、自分1人の食い扶持が稼げればそれでいいからです。
ちなみに多少お金を持ったところで生活は何も変わりません。ブランド物や高級料理はすぐに飽きます。キリが無いし正直あなたのことなんて誰も見てないし興味無いです。SNSで自慢したところで承認欲求なんて満たされません。一瞬気持ちよくなれるかもしれませんが、それだけです。むしろ僻まれたりやっかまれたりするので、いいことないです。
お金持ちになってもそれが不安定な仕事であれば、いつどうなるかわかりません。
私は起業1年目に稼いだお金の大半を数ヶ月で使ったことがありますが、何も残りませんでした。
似合いもしないブランド品を身に着けたり味もわからない高級料理を食べたりなど、今思うと恥ずかしい黒歴史を作り上げてしまいました。現在は財布以外はノーブランドで固めていますが、それでいいし、それがいいんです。
お金をたくさん持っても、人生は何も変わらないことを学びました。
なのでこの先もし稼げなくなっても、自分が生きていけるだけのお金が稼げればいいので、その時はアルバイトでもするかなと思ってます。気ラクなものです。
このまま実家に住み続けた未来を考えてみる
「いやそれでも1人暮らしした方がいいんじゃないか」と思う場合は、このまま実家に住み続けた未来を考えてみるといいかもしれません。
このまま1年後、3年後、5年後、10年後と、実家に住み続けるとどんな未来が見えますか。
その未来が見えた時、どうしたいと思いますか。
恐らくそれが答えになるでしょう。
「やっぱり嫌だ」と思ったら1人暮らしすればいいですし、「10年後は実家に戻る気がするからそれならこのまま実家でもいいや」と思えば実家でいいのです。大した問題ではありません。
何度も言いますが、実家暮らしor1人暮らしより、仕事やお金の方が重要です。
実家暮らしor1人暮らしより、仕事&お金の方が重要
まずは経済的自立を目指します。
その上で「自分はどういう人生を過ごしたいか」「どういう人生を生きたいか」を考えてみてください。
お金持ちになろうとする必要は無いです。「副業で成功してフリーランスになってお金も時間も自由になりたい」という人が多くいますが幻想です。フリーランスはお金も時間も自由じゃありませんし、会社勤めよりキツイです。休日という概念がなくなります。
お金持ちになっても人生は変わりません。多少自由に使えるお金は増える(ように感じる)かもしれませんが、イキってブランド品を身に着けたり高級料理をSNSにアップしても、残念ながらそういうのはもう飽和状態な上に最近は滑稽に感じられる風潮なので、何の意味もないどころかバカにされて終わりです。嫌われるだけで何も良いことないです。
生きていけるお金があれば十分なのです。見栄を張りたい気持ちもわかりますが、誰も見てないです。私の方が幸せだと思いたいのもわかりますが、そう思う時点で不幸なのです。
経済的自立は目指すべきですが、高収入を得ようとする必要は無いです。
少しお金持ちになれても、多少の幸せを感じることはできますが、人生は何も変わりません。
まずは経済的自立を目指す
経済的自立は重要ですが、上を見るとキリがありません。
なのである程度自分が普通に暮らしていける範囲を目指していけばいいと思います。
そのためには、あなたが毎月最低どれくらいのお金を稼げばいいか、計算してみると良いです。
自分が1ヶ月にいくら必要なのか計算する
自分が1ヶ月に必要なお金はいくらなのかを計算してみてください。
親を養ってる&子供がいるなど、よほどの事情が無い限り、独身女性の固定費はそれほど多くないと思います。趣味に使うお金もこの場合は省いて計算してみてください。
自分が生きられる最低限のお金が毎月どれくらいなのかがわかれば、最低でもその分を稼げば良いので、気持ちがラクになるでしょう。
「お金が足りない」という漠然とした不安も、和らぐと思います。
むしろ「意外とそんなでもないな」と思えるかもしれません。そうなったら強いです。
もし何かあっても、毎月〇〇円あれば大丈夫という自信が持てます。
前向きになれるので、とてもおすすめです。
自分が一ヶ月で必要なお金は最低いくらなのか、ぜひ計算してみると良いでしょう。
お金があれば選択肢が増えるのは本当
お金があっても幸せじゃない的なことを散々述べてきましたが、お金があれば選択肢が増えるのは本当です。実家が嫌なら1人暮らしも可能になりますし、いろんなところへ行っていろんな経験をする費用もまかなえるでしょう。
お金がなくてもできることはたくさんありますが、お金があればできることもたくさんあります。
お金があるだけでは幸せにはなれませんし人生も変わりませんが、お金があれば選択肢が増えるのは本当です。自分を助けられますし、人を助けることもできます。
どういう人生にしたいのか
お金はいくらあっても邪魔になりませんしあった方が選択肢は増えます。
ですが最低限必要な分を稼げるようになったら、そこから上は青天井です。
なので今度は自分がどんな人生を送りたいのか、どういう風に生きたいのかを考えてみるといいでしょう。それに対しお金がもっと必要なら頑張るしかないですし、そうでないなら、内容にもよりますがあなたが理想とする人生を実現するのはさほど難しくないかもしれません。自分次第です。
どういう人生にしたいのか、どんな風に生きたいのかというのを考えるのは何歳になっても楽しいことです。今までお金の心配ばかりしていたけれど、自分の人生には思ったほどお金は必要ではなかった。ではこれから残りの人生を、どんな風に生きていこうか?どこに行こうか?何をしようか?
全部自由です。好きなように決めていいのです。
あなたの人生は、あなたの好きなように生きていいのです。誰の指図も受けなくていいし、誰の言うことも聞く必要ありません。好きなように生きていきましょう。